今日の世界的趨勢では、感染症の治療は感染症科が主に扱い、こと感染症の伝播を扱う場合には疫学もまた大きな役割を果たしている。日常臨床では、感染症は一般に家庭医や内科医によって診断される。例えば単純性肺炎は内科医や呼吸器科医によって治療を受ける。従って、感染症学者・感染症科医は臨床医・基礎医学研究者・免疫学者・細菌学者といった各分野の研究者や検査技師と関わっている。
消毒と滅菌は同じような意味合いの言葉であるが、感染症学を扱う臨床現場では若干、意味合いが異なる。消毒・滅菌は医療現場を中心に行われ、感染症予防対策に有効である。
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消毒
病原微生物を殺すこと、または病原微生物の能力を減退させ病原性をなくすことである。よって、すべての微生物を殺すことではない。一般に消毒に用いられる物質を消毒剤という。詳細は消毒の項を参照してください。
滅菌
病原体と非病原体の有無に関わらず、すべての微生物を殺すこと、またはそれらを除去することである。手術の際はこの滅菌が必要で、無菌操作と呼ばれる。予防接種は、感染症の蔓延を予防する上で重要な手段である。予防接種は、ワクチン(力を弱めた病原体や毒素)を接種することで、免疫力をつけることにより発病を予防したり、症状を軽くしたりする方法である。